【vol.7】みんな、どこかで、生きてる。繋がってる。『ひかりのまち』

-古本屋ATrACT-漫画図鑑vol.7

ひかりのまち

ゲーム感覚で自殺幇助をする少年が、本当の人の死に触れる「バスストップ」。
ひとりの女子高生が不思議な感覚を持つクラスメートと過ごした、ある放課後を描く「hPa」。
人生に無気力な青年と執拗に金に固執する青年、そして彼らと同居する5才の少女にスポットライトを当てた「HOME」など、“ひかりのまち”に関わる人々の日常をリアルに描いた連作短編集。

浅野いにお作品の中で一番好き。いにお世界に初めて触れる人にオススメする。

「ひかりのまち」に暮らす人々を描いた連作短編集。一本一本のクオリティもさることながら、まちの人々の物語が少しづつ関わりあうあのかんじ。

みんな生きてんだ。

そして、最後に繋がる。

総評:89%
オススメ度:★★★★★

作品データ
タイトル:ひかりのまち
作者:浅野いにお
巻数:全1巻
掲載:サンデーGX
発表年:2004〜2005
出版:小学館