【vol.83】消える子供が流行――。訳の分からなさトップクラス…『ミルククローゼット』

-古本屋ATrACT-漫画図鑑vol.81

ミルククローゼット

西暦2005年、消える子供が流行――。
やまぐち葉菜は、そんな子供の一人で、おぞましい異世界も、病気扱いされる自分も大嫌い。
対称的に、立花たろうは異世界での冒険が気に入っている。
二人は迷い込んだ異世界で重傷を負い、かろうじてしっぽ状の生物と合体し共生することで、生きながらえる。
人ならざる者となって帰ってきた二人を迎えた謎のお姉さん・リーズル吉田は、二人が「合格」したと告げる…

可愛い絵柄でエグいことしちゃう系漫画。
気持ち悪い宇宙人・グロい展開盛りだくさん。

物語は、とにかく訳が分からなかった…

「消える子供」「異世界」「ジャンプ」「子供宇宙」「大人宇宙」「しっぽ族」「アリ族」などなど…
訳も分からないまま展開していく…

気付いたら終わってた…

作者の中に世界観はしっかりとあると思うんだけど、
果たしてコレについて来られる読者は一体どのくらいいるのだろうか。
というか、連載当時の担当編集はついて行けていたのだろうか。

ひとつ感じたのは、「子供宇宙」の未熟さね。
大人になるってどういうことなのかなぁ、ということを伝えたかった、のかも知れない。

多分。ごめん、分かんないや。また読み返してレビューするかも。

あ、漫画研究会の部室にあったので読んでみました。この漫画を置いて行った先輩と語り合いたい。

総評:33%
オススメ度★☆☆☆☆

作品データ
タイトル:SLAM DUNK
作者:富沢ひとし
巻数:全4巻
発表年:2000
掲載:月刊アフタヌーン
出版:講談社