どうも、-古本屋ATrACT-店主・吉野シンゴです。
えー、この度、なんと「-古本屋ATrACT-漫画図鑑」が、
vol.100を突破いたしましたことをここに報告します。
いやー、思えば長かった。
2017年2月28日に始まりました、この「-古本屋ATrACT-漫画図鑑」。
漫画作品のレビューレヴュー・感想を書き散らかし…約一年をかけて遂に100作品を紹介するに至りました!
さて、-古本屋ATrACT-漫画図鑑vol.100突破を記念しまして
これまでの「-古本屋ATrACT-漫画図鑑」の内、私・吉野シンゴが書き散らかしたものを、
「総評」順に振り返ってみましょうか。
「-古本屋ATrACT-漫画図鑑」では、我々アトラクトメンバーが読んだ漫画に
「総評」と「オススメ度」を付けて記録しています。
「総評」は主観的評価。個人的にその作品をどれだけ好きかの度合いです。MAX100%。
「オススメ度」は客観的評価。その作品がどれだけ見るに値する物か・面白いかの度合いです。MAX★★★★★。よく突き抜けます。
今回は、その「総評」ランキング吉野シンゴ版!
誰が何と言おうが・人にオススメできなかろうが俺は好き!って漫画ランキングです。
非常に癖の強いランキングになってしまいそうですが、いってみましょう!
「-古本屋ATrACT-漫画図鑑」総評ランキングbest98!
第98位:藤崎竜『PHYCHO+』/31%
記念すべき第98位はフジリューの『PHYCHO+』。
フジリューの思考はぶっ飛びすぎてて、誰もついてこられないので、
原作が付いてちょうどいいくらいなのです。
とは言ったものの、この作品は全然ぶっ飛んでなかった。
フジリューのぶっ飛びに命からがらついていってる吉野からしたらこの程度では物足りません。
第97位:シナガワ『俺の作ったゲーム、クソだってよ。』/32%
ゲーム業界で、彼らの名を知らないものはいなかった。
天才ディレクター率いる彼ら最強開発チーム「Team9」。
彼らが世に送り出す作品は……
筋金入りのクソゲーばかりだった!!
間違いだらけの萌えないギャルゲー。逆にやってみたいんだけど(笑)
第96位:富沢ひとし『ミルククローゼット』/33%
可愛い絵柄でエグいことしちゃう系漫画。
気持ち悪い宇宙人・グロい展開盛りだくさん。
物語は、とにかく訳が分からなかった…
第95位:飯沼ゆうき,西森博之『何もないけど空は青い』/36%
単純に面白くなかったよね。
うん。なんか違った。
鉄がなくなった世界で人類はどうやって生き延びるのかってお話なんだけど、
序盤・中盤こそサバイバル展開でも面白かったんだけど、
終盤はもー大した精神論でしたからね。
第94位:高野苺『orange』/39%
高校2年の春、10年後の自分から一通の手紙が。
青春SFラブストーリー。
「後悔」と真正面から向き合う。あまりにもピュアな友情物語。
第93位:荒木飛呂彦『魔少年ビーティー』/40%
謎の少年・ビーティーがイカサマや手品を使って悪を裁いていく!
荒木飛呂彦の初期連載作品。
第92位:袴田めら『彼女の世界』/41%
物足りない日々を過ごしていた女子高生・紺野夏樹は、クラスメート・氷川左が妖しく淫らな小説を書いているという秘密を知ってしまう…
揺する材料が官能小説作家ってのがまた危うくて楽しい。
第91位:中村光『荒川アンダーザブリッジ』/42%
荒川の橋の下で暮らす愉快なホームレスたちのお話。
ギャグはキレッキレで楽しいことこの上ないんだけど、
あまりにもストーリーが進まな過ぎて疲れちゃったんだよね。
第90位:夜宵草『弱虫リザウンド』/43%
草食系ボカロP×人見知り系歌姫。
ボカロとか配信とか全然分からないけど、楽しそう。
第89位:つくすん『はくし病』/43%
小学館新人コミック大賞佳作。
伏線というか、読み返すと分かる仕掛けって楽しいよねってヤツ。
第88位:漫☆画太朗『地獄甲子園」/46%
漫☆画太朗の自由奔放さが光る。まぶしすぎて直視できねえ…
第86位:佐野菜未『坂本ですが?』/47%
作者のセンスが素晴らし過ぎる。設定の大勝利でしょ。
第86位:たし『東京ボイジャーレコード』/47%
現代日本。私たちは、いつ「私」を見失ったのか。
第85位:カメントツ『大死刑』/49%
科学の進歩によってもたらされた、新しい死刑。
「もはや人間にとって「死」は平等ではないのですから……」
第84位:高橋慶太朗『Ordinary±』/51%
とりあえず女子高生がアサシンってだけでカッコいいよね。
第81位:山本ヤマト,片山健太郎『紅 kure-nai』/53%
高校生活の傍ら揉め事処理屋を営む主人公とか、
「裏十三家」とか、
秘密結社「悪宇商会」とか、
厨二心くすぐる数々の設定は本当に楽しかった。
第81位:大岩ケンヂ,乙一『GOTH』/53%
「使われないナイフはゆっくり色を失っていくーーー」。
怖ぇよ。
第81位:藤崎竜『WORLDS』/53%
奇才・藤崎竜の初期短編集。
もう、最初の頃からフジリューのセンスは抜群だった。
抜群過ぎて誰もついてこられないみたい。
【vol.22】もう、最初の頃からフジリューのセンスは抜群だった。『WORLDS』。抜群過ぎて誰もついてこられないみたい。
第79位:榎本ナリコ『力の在り処』54%
終盤に向けて収束して行く人間関係、
そして明かされた「力」の”正体”は非常に面白かったし考えさせられた。
余りにも生きづらい現代社会。
自分自身で自分を無力だと思い込んでしまっている人が多いんじゃないかな。
第79位:瀬川藤子『VIVO!』/54%
「俺に迷惑さえかけなければいいのでこの1年好きに自由に生きて下さい」
第78位:阿部共実『ちーちゃんはちょっと足りない』/56%
思春期。いつでも何かがちょっと足りない。
そのちょっと足りない何かとどう向き合っていくのか。
逃げ場が無い。おそろしい漫画だった。
第77位:渋谷直角『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』/57%
嗚呼、奥田民生のような、余裕のあるカッコいい男になりてぇなぁ。
第76位:忍『擬人化クマのプ◯さんネタ』/58%
ウェブ漫画、いろいろ読みました。
ギャグが面白くってテンポ良く読める。切ないお話に心をぐっと掴まれてしまうところも。
第75位:三輪士郎『狗-DOGS-』/61%
銃やナイフで傷つけられながら、銃やナイフにすがって生きるしかない「狗」たち4人の生き様を描いた連作集。
ハードボイルド加減が良ろしい。
【vol.12】傷と自由は紙一重。銃やナイフで傷つけられながら、銃やナイフにすがって生きるしかない4人の『狗-DOGS-』たち。
第73位:藤巻忠俊『黒子のバスケ EXTRA GAME』/62%
「キセキの世代」再集結 +「光」と「影」の共闘。
これに燃えない訳が無い。
第73位:大岩ケンヂ,滝本竜彦『NHKにようこそ!』/62%
すべてはNHK(日本ひきこもり協会)の陰謀なのか…!?
マスターオブひきこもりと、彼を取り巻く愉快な仲間たちがおりなす、
ハチャメチャなひきこもりの葛藤…!
第71位:田畠祐基『HUNGRY JOKER』/64%
新時代の科学冒険譚、ここに開幕。
人類の英知「科学」を武器にして「神」に挑むっていう構図にワクワクが止まらない!
第71位:若杉光徳『デトロイト・メタル・シティ』/64%
才能の発揮する場所を間違えてしまった系男子の苦悩が爆笑もん。
第70位:五十嵐大介『SARU』/65%
古今東西の神話・伝承を網羅しつつ誰もみたことのない世界を。
流石の五十嵐大介ワールド。
第69位:柴田ヨクサル『ザンガード』/67%
アキバ系オタク根絶をたくらむ‘’オタク根絶委員会‘’の野望を打ち砕け!「ザンガード」!!
第68位:五十嵐大介『ある旅人のはなし』/68%
五十嵐大介の描く自然は壮大すぎる。
到底、言葉ではあらわせない。
第67位:西炯子『娚の一生』/70%
過去の恋愛に囚われていたつぐみが少しずつ海江田に心を開いていく様子に、
こっちまで心を惹かれる。
第63位:保谷伸『キミにともだちができるまで。』/71%
面倒事が大嫌いなエリート高校生・清之助が、ひょんなことから超人見知りの従兄弟・竜太郎の友達づくりを手伝うことになってしまいーーー!?
「そういや友達って どうなったら友達って言えるんだ」
この一言、グサッときた。
第63位:穂積『さよならソルシエ』/71%
2人のゴッホの絆と確執、そして宿命。
心揺さぶられる芸術浪漫譚!
第63位:東村アキコ『東京タラレバ娘』/71%
「もっとキレイだったら…」「いい男が現れれば…」
タラレバばっかり言ってたら、あっという間に33歳。
さぁ、世のタラレバ女たちよ!
この漫画を読んで、阿鼻叫喚するが良い…!!
第63位:三部けい『僕だけがいない街』/71%
タイトルが魅力的すぎる。
謎とヒントをこちらに与え続けながらグイグイ読み込ませていく。
ミステリ漫画の新たな傑作が生まれてしまいました。
第61位:紡木たく『ホットロード』72%
どこにも行き場のない少女と少年。
読むと胸が痛く熱くなる青春漫画。
第61位:三浦健太郎『ギガントマキア』/72%
2度見必至の圧倒的筆力…今まで読んだ漫画の中で最も描き込みが凄まじい。
一億年後の世界の姿にもワクワクが止まらねぇ!
第60位:浅野いにお『素晴らしい世界』/73%
人々の苦悩が入り混じった「日常」と、
奇想天外な出来事や死神が登場する「非日常」を描いた短編連作。
第58位:小玉ユキ『坂道のアポロン』/74%
なんかもう、胸が締め付けられすぎて困った。
第58位:PEACH-PIT『金魚坂上ル』/74%
記憶をなくす女の子。その秘密を解き明かす物語。
第55位:藤沢とおる『GTO』/76%
グレートティーチャー鬼塚!!
真っすぐ過ぎる元ヤン先生のクラス更生が痛快すぎる!
第55位:岩明均『ヘウレーカ』/76%
決して王道な人物を描くわけではない。
だが、だからこそ登場人物みんな人間臭い。
第55位:荒木飛呂彦『死刑執行中脱獄進行中』/76%
ある一つの題材をここまで奇妙に描き貫ける信念に乾杯。
第53位:葦原大介『賢い犬リリエンタール』/77%
みんな優しい素敵なお話。リリエンタールの一生懸命さが微笑ましい。
もう、ほのぼの。
第53位:藤田和日郎『うしおととら』/77%
藤田先生がやりたかったことの全てをぶちこんだ漫画。
うしおととらの旅の全てが詰まったあの最終決戦に、アツくならないヤツはいない。
第50位:江尻立真『P2!-Let’s Play Pingpong!-』/78%
純粋に卓球を楽しむド素人の主人公・ヒロムが凄くカッコいいし可愛い!
【vol.13】純粋に卓球を楽しむド素人の主人公・ヒロムが凄くカッコいいし可愛い!『P2!-let’s Play Pingpong!-』。
第50位:二瓶勉『ABARA』/78%
…ザ・なにが起こってんのか理解できない漫画。
第50位:沙村広明『幻想ギネコクラシー』/78%
およそ常人には思いつかないアイデアがこれでもかというほど詰め込まれたショートギャグ短編集!
第47位:藤田和日郎『夜の歌』/81%
デビュー作『連絡船奇譚』に衝撃を受けた。
畏ろしい。
第47位:松井優征『暗殺教室』/81%
日常と非日常が混ざり合うなんともいえない感覚が心地良い。
第47位:人間プラモ『映画大好きポンポさん』/81%
90分の映画のように、さらっと読める可愛らしい画の漫画。
あぁ、幸せ。
第43位:大暮維人『エア・ギア』/82%
圧倒的画力で描かれるスタイリッシュローラースケート!
だったハズだが途中からもはや何をしているのか…?
第43位:押見修造『惡の華』/82%
中二病のぶっ飛んでる行動の数々も最高に痛々しくて大変良ろしいが、
そのあと少し大人になってその過去としっかりと向き合う。
第43位:桜坂洋,小畑健『All You Need Is Kill』/82%
死んで、死んで、強くなる。物語のスピード感がすごく心地良い。
第43位:藤田和日郎『黒博物館 スプリンガルド』/82%
初めて読んだ藤田作品、アツくて勢いあってビビった。荒々しく独特な画も良かった。
ただただカッコいい。男だ。
第41位:阿部洋一『それはただの先輩のチンコ』/83%
どうしようもなく純愛を感じた。
【vol.48】「この人のすべてが欲しい…いやすべてでなくても一部でもいい手に入れたい…」。『それはただの先輩のチンコ』。
第41位:荒木飛呂彦『岸部露伴は動かない』/83%
露伴先生はジョジョの中でかなり好きなキャラ。
ジョジョを知らなくても楽しめるんじゃあないだろうか。
第40位:北条司『シティーハンター』/84%
序盤の超シリアスなハードボイルドな冴羽獠も、中盤からのもっこりりょうさんも大好きです!
第38位:藤崎竜『DRAMATIC IRONY』/85%
表題作『DRAMATIC IRONY』の組み立てが上手過ぎる。
なるほどな。
第38位:曽田正人『昴』/85%
中学の頃の担任に教えてもらった作品。
感情の高ぶりを、これほどまでに巧く・情熱的に描かれている漫画を私は知らない。
第35位:石田スイ『東京喰種 トーキョーグール』/86%
…『寄生獣』の二番煎じとか言っててごめんよ。
間違いなく今いちばん面白いと推せる漫画の1つ。
第35位:藤田和日郎『暁の歌』/86%
恐怖が藤田和日郎の強さだと思ったら大間違いだ。
エンターテインメントが何たるか思い知る。
第35位:福本伸行『賭博黙示録カイジ』/86%
人生を賭けた大博打。極限状態での裏のかきあいには大興奮間違いなし。
そんなギャンブル要素もさることながらこの漫画からひしひしと伝わってくることは、
福本伸行の人生・金に対しての壮大な哲学。
第29位:うすた京介『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』/87%
シュールギャグという、漫画界に新たな歴史を刻み込んだ伝説の作品。
連作ギャグ漫画の頂点だと思う。
【vol.17】シュールギャグという、漫画界に新たな歴史を刻み込んだ伝説の作品。『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』。
第29位:大場つぐみ,小畑健『DEATH NOTE』/87%
このノートに名前を書かれた人間は、死ぬ―――。
設定が天才的過ぎて、これだけでご飯が3杯食べられます。
第29位:野中英二『課長バカ一代』/87%
「バカでも使えるパソコン」“WINTOWS(うぃんとーす)95”の回に爆笑。
一部の人は知っているがたいていの人は1ミリも知らない名作。
第29位:Boichi『HOTEL』/87%
「HOTEL」を軸に繰り広げられる半連作短編。微妙にリンクしあう世界観に心震える。
第29位:安野モヨコ『働きマン』/87%
悩んで、悩んで、悩んで、現実に打ちのめされて。疲れ切った時に読んでみてください。
第29位:山口正人『任侠沈没』/87%
漫研の先輩に勧められ、とんでもなく訳わかんねぇ漫画を読んでしまった。
シリアスな笑い…?いや、どちらも大真面目。
第28位:久井諒子『ひきだしにテラリウム』/88%
ショートショート漫画、初めて読んだ。
第25位:浅野いにお『ひかりのまち』/89%
一本一本のクオリティもさることながら、まちの人々の物語が少しづつ関わりあうあのかんじ。
みんな生きてんだ。そして、最後に繋がる。
第25位:佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』/89%
「医者って一体、なんなんだ?」
第25位:田口囁一,春川三咲『シアロア』/89%
正体不明のユニットを巡る人々を描く連作短篇集。
漫画も音楽も熟す作者に嫉妬。
第24位:荒川弘『鋼の錬金術師』/90%
いやまずね、錬金術で闘うってカッコよすぎじゃん!?俺もしたい!
第19位:うめ『東京トイボックス』/91%
夢・理想と現実。その間でもがき続ける男たちの姿。
働くオトナたちの青春を描く熱血ゲーム業界物語がココに。
第19位:鬼頭莫宏『殻都市の夢』/91%
SFでありながら現代人に必要な感性が詰め込まれた短編集。
第19位:奥浩哉『GANTZ』91%
「なぜそんなことをこうも……簡単に…教えて……くれるんですか」「隠ス必要ガナイカラデス」。
このくだり、俺は狂おしいほど好き。
第19位:ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』/91%
現代日本人にとっては当たり前だが、古代ローマでは観たこともないものを目の前にした
彼のクソ真面目なリアクションがいちいち面白い。
第19位:戸塚たくす,阿久井真『ゼクレアトル~神マンガ戦記~』/91%
漫画好きはのめり込むこと間違いなし。
ここまでメタに踏み込んでくれた「問題作」もないのでは。
第16位:穂積『式の前日』/92%
読んでいる途中、若干の違和感。
だがそれは各話にそれぞれ仕掛けられている、あるトリック。鮮やか。
最後に意味が解ってハッとする。読み返せば、さらに深まる。
第16位:幸村誠『プラネテス』/92%
2070年代、宇宙開発は飛躍的に進み、宇宙旅行さえ当たり前になった。
そんな時代の“日常”を描く。
力強く美しい作品だった。
第16位:石黒正数『外天楼』/92%
やられた。完全に油断していた。
ギャグの中に隠されたヒントの数々が見事に収束していく。
伏線を伏線と思わせないあの構成には頭が上がらない。
第14位:MITA,吉宗『サツリクルート』/93%
悪魔と契約を交わし、能力を手に入れた就活生たち。
極限の頭脳戦とシリアスな笑いがココに。
第14位:ONE『モブサイコ100』/93%
この物語のラスト・到達点が「青春の1ページ」
【vol.93】何かが100になったとき、爆発する超能力少年モブ。フツーの青春を願うモブに、平穏な日々は訪れるのか…?『モブサイコ100』
第13位:岩明均『寄生獣』/94%
「寄生獣」の“正体”には鳥肌が止まらなかった。
第10位:古味直志『ダブルアーツ』/95%
超王道ファンタジー。
いやー、人の暖かさが感じられる良い物語だったんだ。
第10位:有田直央『日本サンタクロース株式会社』/95%
きっと、サンタさんを待ちわびていたあの頃の、暖かい気持ちがよみがえります。
【vol.90】日々、子どもたちに希望を届けるために。日本にただひとつの”本物のサンタさん”がいる会社。『日本サンタクロース株式会社』
第10位:藤崎竜『封神演義』/95%
主人公の太公望が全漫画の中で一番好きなキャラ。
そして圧巻のストーリー構成。
原作を完全無視して突き進むラスト3巻は異次元の面白さ。
第7位:浅野いにお『零落』/96%
たぶん自身の事を描いた作品なんだろうけど、いつにも増してダークで、鬱屈で。
浅野いにおは今まで何を思って漫画を描いてきたんだろう。
第7位:平野耕太『HELLSING』/96%
圧倒的暴力の中に垣間見える人間賛歌に酔った…!!
「よろしい ならば戦争(クリーク)だ」
第7位:高橋しん『「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」』/96%
本への、人への愛情に満ち溢れた一作。
古本屋をつくろうと思ったきっかけをくれた漫画。
【vol.2】『「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」』。こんな本屋さんがあったらいいなあ、と思ったので私がつくることにします。
第6位:森田まさのり『ROOKIES』/97%
思い返すと、漫画を読んで涙を流したのはこれが初めてだ。
「夢にときめけ 明日にきらめけ」!!
第4位:うめ『大東京トイボックス』/98%
これほどアツい涙が込み上げてきたのはいつ以来だろうか。
第4位:松本大洋『ピンポン』/98%
「愛してんよ」
第1位:えりちん『描かないマンガ家』/99%
口だけ野郎共、目を覚ませ。
第1位:井上雄彦『SLAM DUNK』/99%
「大好きです 今度は嘘じゃないっす」
第1位:久保帯人『BLEACH』/99%
日本屈指の漫画オタク・吉野シンゴを漫画の道に惹きずり込んでくれた漫画。
この漫画に出会わなかったら、今の私はありません。
愛しています。
ありがとう、『BLEACH』。
以上、98作品!!
さて、歴代-古本屋ATrACT-漫画図鑑をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
私としましては、めちゃめちゃ大変だったためもう二度としないことをここに誓います。
お気に入りの漫画が見つかることを願って、お別れとさせていただきます。
それでは、良い漫画生活を!