-古本屋ATrACT-書籍図鑑vol.7
小林賢太郎戯曲集 CHERRY BLOSSOM FRONT 345 ATOM CLASSIC
作者：小林賢太郎
発表年：2007
出版：幻冬舎二十一世紀の未来を夢見て、三十年前から眠り続けていた父親。目覚めると、息子は父と同じ三十歳になっていた。息子から聞いた未来に父は‥‥（「アトム」）。ホテルには絶対存在しない13階の13号室。宿泊客がその手この手でホテルマンを引き止める。（「1313」）。新たな「笑い」の世界を次々と構築し、進化し続ける「ラーメンズ」第三戯曲集。
諸君 私は「ラーメンズ」が好きだ。
諸君 私は「ラーメンズ」が好きだ。
諸君 私は「ラーメンズ」が大好きだ。
本書は、そんな私が愛してやまない「ラーメンズ」の戯曲集 第三弾だ。
彼らのありとあらゆるコントの型式が観てみたいと思い、
戯曲集にまで手を出してみた。
文字で読むことで、また違った彼らの魅力が見えてくるだろう。
いちばんハッとしたのは、彼らのアドリブ・対応力。
舞台での相方の急なアドリブにも機敏な対応力で切り返していることがよーく分かった。
息ぴったり過ぎるだろこの人たち…！
「バニーボーイ」のアドリブの多さにびっくり。
バニーボーイの店ラビリンしも……たかいど店へ…ようこそ
ひねり出したあげく下高井戸って(笑)
ただ、結局、「ラーメンズ」のコントは映像で観たほうが面白いと思いました。
彼らのコント映像を見たうえで、コントと戯曲を見比べてみるのが良いと思います。