【vol.23】一体、魂とは何なのか。『屍者の帝国』。

-古本屋ATrACT-映画図鑑vol.23

屍者の帝国

監督:槇原亮太郎
脚本:瀬古浩司,後藤みどり,山本幸治
原作:伊藤計劃,円城塔 『屍者の帝国』
出演:細谷佳正,村瀬歩,楠大典
発表年:2015
制作国:日本

“死者蘇生技術”が発達し、屍者を労働力として活用している19世紀末。ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で彼を違法に屍者化を試みる。
その行為は、諜報機関「ウォルシンガム機関」の知るところとなるが、ワトソンはその技術と魂の再生への野心を見込まれてある任務を命じられる。

ひとことレビュー:

魂の再生は可能なのか。死してなお、生き続ける技術とは。

なんというか、世界観が良いよね。

世の中、屍者だらけ。

死んだ人間を蘇らせて、それで世界が回ってる。

仕事も、生活も、戦争も、屍者が。

うーん、独特の薄暗い雰囲気はとても好み。

一体、魂とは何なのか。

総評:49%

オススメ度:★★☆☆☆